Bee Farm ICHIHARAとは 会社案内
ここは、みつばちと人とが協働して自然あふれる里山を創っている途上の牧場です。
日本中でもここにしかない“みつばちと共存する牧場”を五感で感じて下さい。
市原みつばち牧場の理念
夢は、原風景を未来の子供たちにバトンタッチすること
1970年の半ば頃まで、この場所は代々の農家により、丁寧に手入れされた田んぼと林が広がる豊かな土地でした。しかし、それからわずか40数年の間に作物の育たないいわゆる放棄地となって荒れ果ててしまいました。すべては人間の都合でした。
2013年の春、私は、この210㏊の荒野を前に、一つの夢を思い描きました。
「もう一度、この場所に息吹を吹き込んで美しい里山の景観を創ろう。花畑をつくり、木を植えて、子どもたちが裸足になって駆け回り、寝ころがり、遊びながら自然との付き合い方を覚える場所にしよう。その土地が生み出すものの恩恵を受け、次の世代にちゃんと繋いでいこう。」と。
容易ではなかった里山づくり
わたしは、長年にわたり、造園家として花や植物や樹木を扱ってきましたので、まずは原野化した土地の造成に着手しました。経験豊富な社員と共に、地域の賛同者の力もおかりし、丸3年の歳月がかかりました。排水工事から切土盛土工事にはさらに2年を超える歳月を要しました。
荒造成は完了しましたが、なにしろ湿地帯ですので、水が切れず農作物は育ちません。耕作できる畑地にするための土壌改良として「緑肥」を栽培し、有機物として土に返します。その「緑肥」は美しい花畑となります。そこで造園仲間や地元の方々からの助言もあり、原風景の再現のために、みつばちを相棒にして「みつばち牧場」を創ることにしました。着工から10年、ようやく今、里山づくりのスタートラインに立てたところです。
みつばちと力を合わせて
みつばちは花の蜜を吸ってせっせと巣箱に運んできます。その花のことを蜜源植物と呼びます。みつばちが好む蜜源植物をたくさん植えることで、みつばちは喜んで働き、人々はその景観の美しさや香りを楽しみます。
一方で、蜜源の菜の花からは菜種油やせっけんを、からし菜からはマスタード作ることができ、みつばちが集めたはちみつと共に、人々の食生活を豊かにしてくれます。農薬を使わず、大きな機械に頼らない作業工程は、地道で時間のかかるものですが、地域の人たちと協働しながら持続できうる農業として進めています。
みつばちの不思議
みつばちの世界はとても不思議で、興味深いメカニズムでいっぱいです。
私たちにとても大切なことを教えてくれます。大事な相棒のみつばち。みつばちの気持ちになって、みつばちが暮らしやすい環境、みつばちが求める風景を作れた先に、子供たちが安心して過ごせる場所が出来上がると信じています。
夢の実現は遥か未来へ~いまはその途中
全面的な完成にはまだ何年も何十年もかかることと思います。今、ここで元気いっぱいに走り回っている子供たちがお父さんお母さんになるころ、市原みつばち牧場とこの地域が、生きものの命と自然がうまく調和した里山になりますように、慎重かつ愛情たっぷりにこの地を育てていこうと思っています。みなさんもぜひその過程を体感しに来てください。スタッフ一同、みつばち達と共に皆さんのご来園をお待ちしています。
市原みつばち牧場長 中村伸雄
市原みつばち牧場は5つの約束を守ります
会社概要
会社名 | 株式会社みつばち牧場 |
所在地 | 〒290-0161 千葉県市原市高倉272番地 |
電話番号 | tel:0436-63-3411 fax:0436-63-3412 |
連絡先 | こちらよりお問い合わせください |
URL | https://beefarm.co.jp/ |
代表者 | 代表取締役 中村 伸雄 |
事業内容 | 養蜂事業 菜種栽培事業 水耕野菜生産販売事業 耕作放棄地再生事業 飲食業 物販業 観光業 |
資本金 | 300万円 |
設立日 | 2020年10月8日 |
協力 | 市東地域ふるさと再生協議会 市東15町会共創プロジェクト |
会社名 | 日本リノ・アグリ株式会社 |
所在地 | 〒290-0161 千葉県市原市高倉272番地 |
電話番号 | tel:0436-63-3411 fax:0436-63-3412 |
連絡先 | こちらよりお問い合わせください |
URL | https://reno-agri.jp/ |
代表者 | 代表取締役 中村 伸雄 |
事業内容 | 太陽光発電事業 放置森林再生事業 |
資本金 | 1,000万円 |
設立日 | 2014年2月25日 |
協力 | 市東地域ふるさと再生協議会 市東15町会共創プロジェクト |
アクセスマップ
太陽光を用いた植物工場「おひさま耕房」
液肥と太陽光による水耕栽培でレタスなどの葉物野菜を育て、毎日出荷を行っています。レタスは種を蒔いてから約40日で出荷できるように。遠隔操作での空調や溶液PHの調整など、先進的な技術も取り 入れています。次世代型農業の1つのスタイルとして、これからの活躍が期待されています。